2023年1月12日(筋曜日)
東京成徳大学高校サッカー部 ![]() ピリオダイゼーション解説 ![]() 目標とする試合で、最高の競技パフォーマンスを発揮出来るように数週間毎にプログラムを変えていく。各週における強調すべきポイントを考慮し計画する。 一般的エクササイズ 競技に必要な筋量、筋力アップを目的としたエクササイズ。ビッグスリーを基本とした中高負荷ウエイトトレーニング。 専門的エクササイズ 専門的エクササイズとは専門スポーツ動作特性を考慮したエクササイズ。 軸シフト、SSC(反動動作)を使い、筋肉や腱をうまく協調して使えるようにする。メディシンボール、プライオメトリック、アジリティートレーニング。 ![]() 4スタンスリポーズ ![]() 今日は脊椎と腕の動作の共鳴を強調したリポーズを中心に行いました。 体幹を柔軟に動かすには、末端も同時に動かすことで、より体幹が柔軟に動くようになります。 カラダはチームです。例えば手首一つの関節を柔軟に動かすには、その関節のみを動かそうたって中々柔軟に動くものではありません。 幹(体幹)の部分に目を向ける必要があります。 ことわざで木を見て森を見ずってありますがまさにこれ〜 ※木を見て森を見ず 物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。 また体幹の柔軟性発揮においても末端の硬さによるものかもしれません。 体幹と末端は共鳴しています。 体幹主導とよく言いますが、裏を返せば末端主導でもあると言えます。 ![]() ![]() ビッグ・スリーでも先のリポーズで行いました末端の動きと背骨の動きを共鳴させながら行いました。 今までのものよりワンランクもツーランクも上質のビッグ・スリーとなりました。 ![]() 筋トレはただ単に筋肥大、筋力向上のみならず、正しい骨格スキルをも身につける最良のエクササイズであることがわかったと思います。 ![]() これぞホントのファンクショナルエクササイズなり〜! ビッグ・スリーサイコー ![]() 塵も積もれば筋肉サイコー!! ![]() 続き▽ | アスリート養成 | 2023-01-13 Fri |
2022年12月18日(日)
東海大市原望洋高校野球部 ![]() 「精神面が与えるトレーニングの影響」 ![]() 精神が肉体を作る 即ち夢が現実を作る 夢、目標が定まる。その目標を達成する為に計画、企画を練り実行し現実化させる。 その行程こそがまさに日々のトレーニングである。 現実に可能な夢、今日、現在、今(ミクロ)=目標 現実的に遠い夢、未来、将来、数年後(マクロ)=願望 願望の現実化させる為にも今日1日の目標を達成させること! 気、心、体の一致 気=やる気(精神、空想(夢)、原因) 体=行動する(肉体、現実、結果) 心=司令塔(ブレーキ、アクセル、制御装置)心がいつやるべきか引くべきかを決める。気(精神)と体(肉体)を繋げているものが心。 気と体を一致させること 夢と現実の差を埋めることこそ日々のトレーニングである。 永遠に一致はしない! 目標を到達したらまた新たな夢!そしてまた到達したら次へ、夢は永遠なり だから生き甲斐! ![]() ○4スタンス理論 •4スタンスタイプそれぞれの特性について •4スタンスリポーズ(軸体操) ![]() ○筋トレ講座 ウエイトリダクション法(80%1RM法)解説 デッドリフト フォーム練習 ![]() 床引きデッドの前に、先ずはトップサイドデッドリフトで正しいカラダの使い方を徹底。これにより体幹のトランスフォーム(変体)がしっかりと出来てきました。 さあ床引きデッドリフトです。 トップサイドデッドリフト後の床引きデッドリフトはフォームを覚える初心者の段階では凄く有効になります。 チームの代表として、キャプテングループを例題見本としてデッドリフトのウエイトリダクション(80%1RM法)で行っていただきました。 ここで木内君がななんとメインセット145kgで挑戦!聞くところ先日MAX185kgだったとのことなので80%1RM=145kgで限界まで行います。 軽い!しかもフォームも安定しています。 結局15発もやっちゃいました。しかも体重68kgです。 恐るべしポテンシャルです。 ![]() ウエイトを本格的に始めてまだ3ヶ月足らず、しかも今までフォーム練習ばかりで、重いのは先日のMAXチャレンジが人生初の初心者というのにです。 将来どんな大物になるか楽しみです。 来月早々に200kgは挙げるでしょう! 期待してます。ワクワク ![]() このような強い選手を指導すると楽しいです。よーし!俺も負けちゃいられねえ!パワーもらったぜー!ありがとう! はやくトレーニングしたくなってキターーーッ! 塵も積もれば筋肉サイコー ![]() ******************************************* 株式会社ターゲット JIN-仁 TEL:04-7105-7111 FAX04-7105-8111 MAIL:info@target-jin.com ******************************************* | アスリート養成 | 2022-12-18 Sun |
2022年11月25日(筋曜日)
東京成徳大学高校サッカー部 16:00~19:00 ![]() •精神面がトレーニングに与える影響について ![]() 本日は、メンタルとトレーニングの繋がりについて話をさせていただきました。 そこで生徒に対して質問を投げかけてみました。 「筋トレ本番セットを始めるにあたり怖い人!?」 次に「サッカーの試合の前、怖い人!?」 恐怖を感じる人は目標が明確です。なぜならば恐怖とはその裏返しだからです。 ではなぜ怖いのか?それは成功したい!勝ちたい!失敗したくない!負けたくない!というの心理が働くからです。この意識が強ければ強い程恐怖心が強くなります。 •恐怖心が肉体に及ぼす影響 恐怖や危険の生理学的反応として、神経伝達物質であるアドレナリンが分泌されます。 ![]() これは、生存のために戦うか逃げるかの準備を整える「闘争・逃走反応」です。 恐怖心は多くの筋線維を動員し、沢山の筋肉にエネルギーを送って危機的状況に対応できるようにします。 またアドレナリンは、アナボリック(筋肉増強作用)の効果が認められている神経伝達物質でもあります。 目標サイコー! 恐怖心サイコー! •記録をつけることの必要性 •絶対筋力と相対筋力について •5ポイント理論解説 •軸のもたらす効果 ![]() ◎4スタンスリポーズ 4スタンス各タイプの特性を意識して実践 ◎筋トレ 本日のメイン議題 【筋トレは基礎スキル獲得に有効である】 ◎筋トレは重心獲得に有効 ○重心がどこにあるかがわかりやすい ○基本スキルは減速主体 ○筋トレエクササイズの多くは上下動作 ○基本スキル_スクワットを考察 ○足底はセンサーの役割 ○上下動作スキルこそ基礎の中の基礎 ○正しい上下スキル動作は、重心が常に土踏まずのミッドフットポジション(足底部中心)にあること ○スクワット→ジャンプとの比較(上下動作) ![]() ○スクワット→ランジとの比較(前後移動動作) ○専門競技を考える 自身の専門スポーツスキルを考えてみましょう。 ○正しい基礎スキルを習得 ●正しいデッドリフト ![]() スクワットでしっかりと軸を刻んだ後の締めはデッドリフト! ワイドスタンスデッドはしっかりと脚に乗せることがポイントになります。ファーストプルで内転筋、ハム、ケツにしっかりとバーベルを乗せてバーベルを引きます。 直ぐに床から浮かない分、気持ちも焦り、ついつい腰で引く選手を多くみかけますので、その点を修正していきました。 今日のデッドリフトでは、主にファーストプルの練習を中心に行いました。 ![]() 一般的に筋トレは筋肉をつけることに対して有効であると認知されていますが、実は基礎スキル向上にも優れたトレーニングでもあります。 このことを多くの方へ伝えて行こうと日々精進しております。 塵も積もれば筋肉サイコー! | アスリート養成 | 2022-11-25 Fri |
2022年11月12日(土曜日)
東海大市原望洋高校野球部 13:30~17:00 ![]() ![]() 4スタンス理論復習 各タイプの特性についておさらいから ![]() Aタイプ、Bタイプ、クロスタイプ、パラレルタイプの特性 体幹部のスペース(空間)について 骨格操作は内方、内側へ意識をする。 即ち体幹部の中心の背骨を意識して柔軟に動かすことで、手足(末端)が通るスペースが出来て、手足(末端)の可動性が上がり、出力アップへ繋がります。 例えばバットをフルスイングする場合、 腕(末端)を大きく振り回す意識が強くな りがちですが、末端への意識を強く持つこと力感が強くなり、体幹部の筋肉までも緊張しその結果、体幹部の可動性が下がり出力が落ちてしまいます。フルスイングは脱力が重要です。脱力はスピードを生み出し、その反対に筋緊張はスピードを抑えてしまいます。体幹部の脱力があることで、スペースが出来てそのスペースに末端、バットが通る起動が出来るのです。最短距離で鋭くフルスイングするには体幹部のスペースを作ることが重要です。 スペースを作るにはズバリ軸です。 軸とは一言で骨を揃えることです。 安定したフォームを獲得することです。 安定したフォームこそ骨が揃った状態、軸のあるフォームです。 動作中に常に骨が揃った状態を保つことで、脱力が生まれその結果、関節可動性が高く出力が発揮できます。 体幹部のスペースを意識したリポーズエクササイズ 野球動作とリンクして行うことでより効果的なエクササイズになります。自身の4スタンスタイプの使い方を意識して行いました。 正しく立つ 体幹部捻転エクササイズ 1軸2軸センターライズ 腕の出し引き シングルハンドサークリング ダブルハンドサークリング ![]() スクワット、ベンチプレス、デッドリフト ![]() ビッグ・スリーエクササイズを徹底する理由。 パワーリフターでもない、スポーツアスリートなのになぜビッグ・スリーばかりやるのか?ウエイトトレーニング種目は150種類以上は存在します。でもなぜビッグ・スリー? ①一つの動作で複数の関節を動員するので効率良く多くの筋肉を強化できる。 ②筋トレ意外にもっと専門スポーツスキルトレーニングに時間を費やしたいという場合、短時間で効率的に多くの筋肉を強化出来るビッグ・スリーは有効。 ③ビッグ・スリーは協応性を作ることができます。※協応性とは一つの関節を動かす時に他の関節も同時に関与し、連携、連鎖して動くことを言います。 例えば手首を曲げる際にも、他の関節の連鎖、連携によりなされることが正しいカラダの使い方ですが、このことを協応性と言います。 ④ビッグ・スリーを習得することで傷害予防にも繋がります。安全で無駄のない効率の良いカラダの使い方を習得できる。怪我をしにくい安全な動きを習得する。 ⑤基礎スキルの向上。基礎スキルとは日常動作の立つ、座る、歩く、掴む、投げる、走る、跳ぶ、避ける、持ち上げる、引く等々···です。基礎スキルが出来ていない人が高度なスポーツ専門スキルが出来るはずがありません。しっかりと基礎スキルを習得した先に専門スポーツスキルがあります。ビッグ・スリーでしっかりと基礎スキルを習得していきましょう! ![]() スクワット ベンチプレス デッドリフト ![]() ![]() ウエイトトレーニングを始めるにあたり初心者で1番マスターしてほしいことは、バーベルと自分の肉体を一体化させることです。 バーベルを支持する時に不自然のない体幹トランスフォーム(変体)の準備が必要です。カラダとバーベルとの一体化を目指すしましょう。 バーベルとカラダの一体化、バーベルも骨の一部であると脳に錯覚させること。どのようにトランスフォームすればバーベルと合体できるか?これがファーストインプレッションである。 バーベルを支持した時に違和感や力感が強くなればなるほどカラダのコントロール力、柔軟性が失われ出力発揮に対して足かせとなってしまいます。 バーベルも自分のカラダの一部となるように正しく体幹をトランスフォー厶し、バーベルを支持することを習得しましょう。 本日はフォーム練習主体でライトウエイトでしっかり行いました。カラダの使い方講座でもお話した体幹部のスペースの作り方を中心にご指導させていただきました。 ビッグ・スリーですら、体幹部のスペースを作ることが難しいのですから、野球となるともっと難しくなります。 先ずはビッグ・スリーで基礎スキルをしっかりと習得していきましょう! まるで筋トレが遊びのように楽しくなる 美・強・健 美しさと強さは表裏一体 ターゲット仁-JIN パーソナルジム http://www.targetjin.com アスリート養成 http://targetjin.com/athlete/ | アスリート養成 | 2022-11-13 Sun |
2022年11月1日(火曜日)
東京成徳大学高校サッカー部 16:00〜19:00 ◎4スタンス理論 ![]() 今日セミナー初参加選手のタイプチェックから行いました。 初参加者がいるので、4スタンス理論解説。今までの受講者にとっては復習となりますので、これも良しと! 各タイプの特性について解説をしながら、リポーズ(軸体操)を実践。 足底面の意識、踏み圧が強いこと、動作中にも重心がミッドフットポジション(足底面の中央)から外れない意識を持つことで、素晴らしいトレーニングとなります。 ダイナミックリポーズ 正しく立つ 体幹捻転エクササイズ 首幅での腕の出し引き 軸スクワット ◎筋力学講座 ![]() ○ビッグ・スリーエクササイズこそトレーニングの王道 エクササイズの選定 【何が何でもビッグ・スリーまずは「スクワット、ベンチプレス、デッドリフト」を習得せよ!】 筋肥大&筋力アップに有効な多関節エクササイズのビッグ・スリー ビッグ・スリーは多関節エクササイズの代表エクササイズです。多関節エクササイズとは一つの動作で複数の関節を動員することが可能です。 一つのエクササイズで多くの関節を動かすので多くの筋肉に刺激を与えることができ、短時間で効率良く筋肉を鍛えることができます。 ![]() ※因みに単関節エクササイズ 1つの関節だけを動かすエクササイズのこと。肘関節だけが動くアームカール,膝関節だけが動くレッグエクステンションetc··· ビッグ・スリーで多くの筋肉を鍛えられるメリット 専門競技者の場合、筋トレだけでなくスキルトレーニングに時間を費やしたいということがありますので、短時間で効率的に多くの筋肉を筋肥大、筋力アップさせることの出来るビッグ・スリーは最も有効です。 更に毎回お伝えしていますが、筋肥大&筋力アップだけでなく、カラダの使い方、基礎スキルを習得するのにビッグ・スリーはとても効果的です。このことは、トレーナーでも意外と知らない人が多いです。 ただ単に筋肉を大きくすることだけではなく、ビッグ・スリーは身体のコントロール力アップに有効です。 【ビッグ・スリーは人間の骨格操作基礎スキルの全てが網羅されている!】 正しいビッグ・スリーの動作を身につけた結果、少ない労力で大きなパワー&スピードを生み出す動きを身につけることが可能です。 安全で無駄のない効率の良いカラダの使い方を習得できることは、傷害予防にも繋がりアスリートならば競技パフォーマンスの向上、一般の方の場合は健康面に効果を発揮します。日常の動作でうっかり怪我をしてしまうのは、正しいカラダの使い方ができていないことによるものも多くあります。怪我をしにくい安全な動きを習得するためには、ビッグ・スリーが適しています。 ビッグ・スリーは協応性を作ることができます。 ※協応性とは一つの関節を動かす時に他の関節も同時に関与し、連携、連鎖して動かすことを言います。 例えば手首を曲げる際にも、他の関節の連鎖、連携によりなされることが正しいカラダの使い方です。 これを協応性と言います。 ビッグ・スリーは多くの関節を同時に動かしますので協応性を高めるトレーニングです。 より効率良く重い物を挙げることは、筋肥大によることはもちろんのこと、協応性が高まることでもあります。 【体幹部のスペース作り。体幹部のフレームをどう使うかにより、末端(両腕、両脚の四支)の動きが決まる!】 例えば安定してしゃがむことが出来ない。足首や膝、股関節がなぜ柔軟性が発揮出来ないのか?それはズバリ脊椎、体幹部の柔軟性がないからです。 末端を柔軟に動かす為には、先ず体幹部が動き、末端の動かす準備が出来ているのかがポイントです。その準備とは、末端が動かせる空間、スペースを体幹部が準備出来ているか?です。 末端部の可動性の少ない人は、体幹部の動きが原因で、末端部の通り道を潰しています。 例えばサッカー選手がボールを蹴る時に脚を振り上げたいが、脚が上がらない。 これは、背骨、体幹部の捻転、前後、左右屈動作が円滑に行われない為、脚を振り上げるスペースがなく、体幹部のフレームが邪魔していると考えられます。 だからこそ多関節動作の基本スキルであるビッグ・スリーを習得することが重要です。 人間の基本スキルである、座る、立つ、押す、引く全ての動作がが網羅されているのがビッグ・スリーです。 これを習得することで一般の方は健康面に、アスリートにとってはスポーツパフォーマンス向上に効果があります。 ◎実践講座 バーベルスクワット ![]() 前回メインで教えましたスクワットの確認から行いました。 グループトレーニングの確認 スポッターこそ軸を持て! 軽いウエイトの時と重い時のスポッターの意識の違いに喝!トレーニーはもちろん、スポッターも、軽いウエイトであれ重いウエイトであれ同じ意識で、対峙することです。軽いウエイトだから適当にじゃ、一流にはなれない!スポッターはいつ何時でも動ける準備ができてこそ、イレギュラーな場面が起きても対応でき安全にサポートできるのです。 ◎ベンチプレス解説 ![]() 筋トレエクササイズ中、最もスキル習得が難しいのがベンチプレスです。 体幹部のトランスフォーム(変体)が最も難しいエクササイズです。 ベンチプレスは体幹部のアーチを作ることが基本になります。 ラックアウト前に如何にして、体幹部の準備姿勢を作ることが出来るかが大きなポイントになります。 ラックアウトから受け(スタートポジション)までの動きを練習。 この動作がある程度出来るようになってから、次にバーベルを胸につける動作を練習。 ![]() 今日は軽い重さで、カラダの使い方を中心にご指導させていただきました。 次回はいよいよデッドリフトをご紹介させていただく予定です。 おっ楽しみに〜 共に歩んで行きましょう。 全国制覇への道程を・・・ 筋肉サイコー | アスリート養成 | 2022-11-01 Tue |
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